価格破壊だな!
驚愕!LED電球(60W)が1個150円(税別)時代に突入した模様。
LED電球というと、安くても1個大体300〜500円が相場だと思っていたのですが、
先日ダイソーで発見したのは
60WのLED電球が、なんと1個150円(税別)
ついにここまできたかという驚きを感じると共に、「さて、どうなんだろ??」とも感じましたね。
まぁ、1個150円ともなれば「購入して試したくなるもの」で、2個ほど購入して水槽照明に使ってみることにしました。
2022年1月現在、60WLED電球は200円になっているようです。それでも安いですがね。
製品の仕様
今までは同等製品が1個400円だったので、150円にするためには何かを削ってコスト削減しなければならないはずなのですが何が違うんでしょうか。
仕様
- 全光束:810(lm)
- 定格消費電力(W):7.3(W)
- エネルギー消費効率:110.9(lm/W)
- 定格入力電流:160.6(mA)
- 定格電圧:100(V)
- 定格寿命:15000時間
- 口金:E26
- 寸法:全長105㎜、外形60㎜
- 質量:28g
- 電源周波数:50-60Hz共用
ちなみに、400円電球の仕様は
- 全光束:810(lm)
- 定格消費電力(W):7.3(W)
- エネルギー消費効率:110.9(lm/W)
- 定格入力電流:134(mA)
- 定格電圧:100(V)
- 定格寿命:40000時間
- 口金:E26
- 寸法:全長96㎜、外形55㎜
- 質量:52g
- 電源周波数:50-60Hz共用
差がある項目は「重量」「定格電流」「定格寿命」「外形寸法」です。
外形寸法ですが、150円の方がなぜが少し大きいんですね。理由は不明です。
さらに重量が150円LED電球は28g、400円LED電球が52gと前者の方は24gも軽くなっています。
約半分!
同じ性能を求められるはずなのに、重量が軽いということは内部の回路を簡略化しているのではと考えられます。無くても取りあえず動く重要でないパーツを省くとかしているのでしょうか。
バラしてみれば内部構造の違いがわかりそうですがもったいないのでやめておきます。(ケチなんだ…)
このあたりの状況が「定格寿命」(40000時間が15000時間になっている)に影響しているのではないかと推測しています。
400円LED電球とのの比較
同じダイソー製ですが、150円と400円の光り具合を比較をしてみました。
グロッソスティグマを育てている小型水槽(25cm×16cm)に使ってみました。
仕様が同じなので当然の結果として両者とも見た目で十分な明るさがありました。
あまり違いは感じませんでした。
照度計などで計測したわけでもないのであまり当てになりませんけどね。
問題点はあるのか?
価格の安さと引換に何か問題点はあるのでしょうか。
フリッカー(ちらつき)が多い
いろいろと調べていて見つけたのが、どうも「ちらつき(フリッカー)がひどい」という情報。
ちらつきが多いとされる原因が低価格化するための簡略化ゆえの現象なのかはわかりませんが、どうなのでしょうかね。
スマホのカメラを通してみるとちらつきがわかりるのですが、人の目で見た限りでは確認できません。でも長時間部屋の証明に使用した場合、気づかぬうちに目が疲れるとかの影響があるのかもしれませんね。
今回は水槽の照明としての使用ですが、生体や水草は大丈夫なのかな??
発熱が多い
電球の首のところが触れないほど熱くなります。
どのLED電球もこの部分で放熱しているものなのですが、しっかり設計してある製品は効率よく放熱できるためそれほど熱くならないものなのですが、これも低価格化ゆえの影響なのでしょうか。設計が甘いのか、この程度は不具合無しとされているのかはわかりません。
でもちょっと不安ではあります。
熱くなるゆえに寿命が15000時間に減っているのかもしれません。
でも150円の低価格だから使ってみる
超低価格ゆえなのか、いろいろと??のあるLED電球ですが、
1個150円(税別)には勝てません!
水槽用照明としてしばらく使ってみようと思います。
コメント