1年前の大震災のあと、地震対策をしておかなければと思いつつ、重い腰はなかなか上がらずだったのですが、暇を見てちょっとやってみました。
とりあえず震災の被害は極小でしたが…
先の東日本大震災の時は、水はこぼれたものの水槽をはじめとして器具類には全く被害が出ませんでした。これはたぶん「揺れ方」のせいなのだろうと思います。
震災当日は居住地の地盤の影響なのか、大きな横揺れはあったものの上下の激しい揺れはほとんど感じられませんでした。激しく上下に揺さぶられていたらたぶん大きな被害が出ただろうと思うとゾッとします。
金具を作っておさえてみることにしてみました
地震対策といっても、家の床と水槽、水槽台、器具類がそれぞれに暴れ出さないように固定しただけということになってます。
床と水槽台は木製だからいいものの水槽はガラス製なので、どのように固定するかさんざん悩んだあげく採用したのが図のような方法。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが…。
金具を自作します
固定用の金具類を作らなければならないところが面倒くさいし、誰でもできる代物でもないのがネックですが、水槽および水槽台は床に固定できます。
必要な材料は
- 2ミリ厚のアルミ板(10cm×15cm位あれば足りるでしょう)
- 4ミリの鉄棒(ダイソーの商品で流用)
- 4ミリのナットとワッシャー
- ゴム板少々
金具は、近所のホームセンターで購入した厚さ2ミリのアルミ板で作りました。金具と水槽台をつなぐ鉄の棒は、両端にネジを切らなければなりません。
材料はホームセンターと100円ショップでそろうのですが、作るにはそれなりの工具が必要です。
- 電動ドリル
- 折り曲げ機
- 4ミリのタップ
- 万力
- カッター
あたりでしょうか。
電動ドリルはともかく、折り曲げ機やタップを所有している人はほとんどいないでしょうから、気軽に作ってみて…などとはとても言える代物ではありません。
作った金具はこんな感じになりました。
水槽のガラス面に接触する面には1ミリ厚のゴム板をダンパーとしてはさんであります。
とっても下手くそだけど使用には耐えそうです。
取り付けは、金具を水槽のガラスの上部にはめ込んで、金具の穴と水槽台に空けた穴にネジを切った鉄棒をとおします。そして両側のネジにナットをはめ込み締めて固定します。
4個所同じように取り付けていきます。
この時に、あまり堅くナットを締めるとガラスが割れてしまう可能性かあるので、ごく軽く締めるだけでとどめておきます。
これが役に立つかどうかは別にして、いつ地震が起きてもおかしくないといわれている昨今(関東・東海地方は特に)、知らんぷりもしていられないので、その効果はともかくとにかくやってみたというのがホンとのところですね。
本当に役立つのかちょっと疑問(^^;)
一番の問題は、いざ地震という時に「役に立つのか??」ということ。
これで、水槽台と水槽は床に固定さればらばらに暴れ出すことは一応ないはずですが、地震の揺れに対して無理矢理押さえつけているようなものなので水槽のガラスそのものが荷重に耐えられずに割れてしまうのではないかという不安はぬぐいきれません。
こればっかりは、実験してみるわけにもいかず、運を天に任せるしかないようです。
水槽の掃除の時とかはじゃまでしょうがないけど、ないよりマシ…といったところですね。
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