流木は沈まないのが当たり前、水に浮くものである
水槽リセットで新たに流木を使うことにしたのですが、この流木、水槽内でプカプカ浮き上がってしまって一向に沈みません。
流木は今まで何度も使ったことがありますが、はじめからうまく沈んでくれたことはほとんどありません。
流木が沈まないと困っているだけではいつまでたってもらちがあかないので無理矢理沈むように何か良い方法はないものかと悪戦苦闘です。
流木を水に沈める方法
沈まない流木を水に沈む用にするにはいくつかの方法があります。
流木に穴を空ける
流木にドリルなどで穴を空けることで内部の空気を外に追い出そうという方法です。お手軽な方法といえそうなのですが、どの位穴を空ければ良いのかがわからない上、たくさん穴を空けてしまうと流木の見栄えが悪くなってしまうという欠点があります。あまり効果的だとも思えません。
長時間水に浸ける
これは良くやる方法です。
バケツなどに水を張ってそこに流木を沈めておくだけなのでお手軽です。お手軽なのですが、効果が出るまでに長時間かかる上、流木が本当に水に沈むようになるのかもわかりません。
それに大型の流木だと沈めるための容器を探すのも一苦労です。
メリットとしては水につけておくことで同時進行でアク抜きもできることですね。
煮る
流木が入る鍋に水を張って火にかけグツグツと流木を煮込む方法です。水に浸けるより短時間で効果が出るかもしれませんが光熱費がかかるので長時間煮込むのは無理かな。
奥さんに怒られてしまいます٩(๑`^´๑)۶。
恐いよ~!(;´Д`)
それに大型流木だと大きな鍋を使うことになるのでやはり無理かな。
さらに煮出すと流木から大量のあくが出るため台所のお鍋を流用というわけにもいかないようです。
奥さんに怒られてしまいます٩(๑`^´๑)۶。
恐いよ~!(;´Д`)
この方法は水に浸けるのと同じように煮込む過程でアク抜きもできるというメリットもあるんですけどねぇ。
重りを付ける
簡単には水槽に入れて浮いてこないように石などを流木の上に置いて重りにするなどはよくやる方法ですね。また、流木にボルトなどをねじ込んで重量を増す方法も考えられます。
ただ、どの程度ボルトなりをねじ込んだら良いのかは試行錯誤するしかありませんし、あまりたくさんボルトをつけると見栄えが悪くなってしまいます。
水槽の中にボルトが顔を出していたのでは興ざめですよね。
今回は流木に重りを付けて沈めてみました
流木を沈める各方法にそれぞれ一長一短があるのですが、今回は即効性を狙って重りをつけて無理矢理沈めてみることにしました。
流木に重りをつける手順
流木の外観を壊したくないのでボルトをねじ込むなどという方法は却下。ではどうするのかというと、流木の底面に大きめの穴を空けてとかした鉛を流し込んでみることにします。と思ったのですが、流木をよく見ると底面に大きな陥没(穴)があったので、わざわざ鉛を溶かして流し込むなど面倒なことをしなくて済みそうです。
鉛を調達する
鉛は釣具屋さんで釣り用の重り(鉛製)を買ってきましょう。
私の場合は幸いなことに、自宅近所にあの有名な「釣り具の上州屋」がありますので出向いて買ってきました。
しかし最近の釣り具というのは至れり尽くせりで、自分で仕掛けを作ったりすることも必要なくつなぎ合わせれば仕掛けの出来上がりといった感じですごいですね。
それはさておき、買ってきた鉛はこれ。
むか〜しからある「ナス型おもり15号」、正に鉛の塊といった感じ。これを利用します。
流木の底には穴がある
用意した流木をよく見ると都合の良いことに、底面に大きな陥没があります。
この陥没した穴に、ナス型15号を差し込むだけですみそうなんです。
こんな感じ
さすがにこのままだと外れてしまうので、軽くネジ留めしておけば大丈夫でしょう。
と思ったのですが、よくよく眺めていたらひらめきました。
穴の大きさと重りの大きさがちょうど良い具合なので、
このまま金づちか何かでたたき込んでやれば
しっかりとはめ込めるんではないかい???
実際にやってみたところ、鉛は柔らかいので重りが少し変形しましたが
しっかりとはめ込むことができました。
鉛を溶かしたりとか面倒なことをしなくて済みました。
流木は沈むようになったかな??
やれやれ、これで流木も水に沈んでくれるだろうと試しに水槽に戻してみると…
ガ〜〜ン!! まだ浮いてる!!! (´・ω・`)
試しに流木に重りをぶら下げてみた時は4個で沈むと確信してたんだけど、なかなかうま、くいきませんね。しばらく外に出して乾燥してしまったので浮力が増したのかも。手強いな!!
一晩おいて様子を見てみることにします。沈むかも…。
結局重りを追加しました
二晩様子を見たところ、一応水底に沈んだように見えるのですが、ギリギリのところで沈んでいるように見えているだけで、ちょっと揺すると少し浮き上がってゆっくり沈むといった感じ。
このままで少々不安なので重りを追加することにしました。その方が確実ですしね。
ということで、再度上州屋へ。
おなじナス型おもり15号を追加購入です。
追加したのは1個
2個追加したかったのですが、スペースがありませんでした。
まぁ、結果オーライで、これでようやく確実に沈むようになりました。
まとめ 流木の沈め方
浮いてしまうのが当たり前の流木を沈める方法、いろいろと考えてみましたが煮るのも穴を開けるのも結構手間がかかります。
今回は重りを流木の隙間に叩き込むという手荒な方法で沈む流木を実現できました。
要は、水より非常を重くするだけですから、各方法それぞれ一長一短ありますのでやりやすい方法で沈めれば良いでしょう。
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