以前に順調に育ちつつあったグロッソスティグマですが、このところ全くといってよいほど育っていないようです。あげくのはてに、黒髭ゴケまででてくる始末。このままでじり貧となって枯れてしまうかもしれません。最後の1本だったのでそれは避けたいんですが…。
まったく育たなくなったグロッソスティグマ
5月中旬には写真のように順調に育っていたグロッソスティグマですが、4ヶ月後の9月中旬では下の写真の通りあまり大きくなってはおらず、育ちの遅い水草にしか発生しない黒髭ゴケにもとりつかれてしまいました。
4ヶ月もたっているのにほとんど大きくなっていないですね。
今までの経験から、順調なら4ヶ月あればかなりランナーが横に伸びていても良いのですが、これではどうしようもないですね。
何で育たないのだろう?
グロッソスティグマは生育環境を選ぶ水草だといわれているようですが、そんなに環境が悪かったのかな??
ちなみにグロッソスティグマが好む環境は以下のような感じだそうです。
流通名 | グロッソスティグマ |
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学名 | Glossostigma elatinoides |
科名 | ゴマノハグサ科 |
草姿 | 有茎草 |
原産 | オーストラリア、ニュージーランド |
温度 | 20〜28℃ |
水質 | 弱酸性〜中性 |
高度 | 中硬水 |
成長速度 | 早い |
増え方 | ランナー |
光量 | 高光量 |
CO2 | 添加した方が良い |
飼育難易度 | かんたん |
ゲ、難易度はかんたんてなってる!
まあ、環境さえ整えてやればぐんぐん伸びるのは確かなんですけどね。
育成していた水槽の環境はどこが悪いのだろうと比べてみると
- 水温は23℃だから問題なし
- 水質は試薬で計るとPH5.0でちょっと酸性過ぎるかな
※試薬はテトラPH TEST KIT - 光量は60W相当の蛍光灯(昼光色)2灯で充分明るいと思うけど…
- Co2は無添加
- 硬度は測る環境がないけど、元々水道水なので軟水だと思う。
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水質がちょっと酸性に傾いているが決定的なものではないような気もするし、今までだって似通っている環境だったし、さてどうたら良いのでしょうかね?
ミナミヌマエビが生活している水槽なので、グロッソの生育に問題が出るようなことはないと思うんだけれども、どうなのでしょうかね?
小さな素焼きの鉢に植え替えることにしました
悩んでいても仕方がないのでいろいろ考えた末、今回は小さな素焼きの植木鉢に植え替えることにしました。こうすれば水槽を移動できますからね。
使用する材料は
- 植木鉢
ダイソーで3個100円のもの。もともと多肉植物などに使うことを想定しているみたいです。 - ソイル少々
手持ちのコントロソイルを使いました。 - 木酢液少々
黒髭ゴケを枯らすために使います。
グロッススティグマの植え替え
水槽から引き抜いたグロッソの黒髭ゴケを枯らす
水槽から引き抜いたグロッススティグマには黒髭ゴケが付いていて見苦しいので、グロッソを木酢液につけて黒髭ゴケを退治します。
写真のように白い根っこは木酢液につけないようにします。
1分ほど浸したら木酢液が残らないようにキレイに水洗いします。
植木鉢を用意する
植木鉢を用意したらソイルを8分目までいれて水に浸します。
植木鉢にグロッソスティグマを植える
たった2本なのですぐに終わりました。
水槽に戻して終了です。
植え付けが済んだら水槽に戻して終了です。
これでしばらく様子見ですね。うまく成長してくれれば良いのですが、元の水槽に戻したので環境は変わらないわけで、良い結果が出るかどうかは…どうですかね。
写真が白っぽくて分かりづらいですが、黒髭ゴケが木酢液に浸したせいで茶色くなって枯れています。しばらくすれば無くなるでしょう。
2週間後のグロッソスティグマ 2018/9/25追記
2週間様子を見ていたグロッソスティグマですが、あまり代わり映えもせずたたずんでいます。やはり、鉢に植えても全体の環境は変わらないのだから育つわけないですかね。
黒髭ゴケも残ってしまっているし、コレはダメかなぁ。
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